一見、普通の子供であるが、少し変わった子供…。周囲とのコミュニケーションが取れない、言葉の遅れ、多動傾向や行動の乱暴さ、仲間と遊べない…。などの特徴があって、あまり周囲に気づかれずに過ごし、いじめや不登校などで初めて問題になることが多い。
このような軽度発達障害のケースに10年以上も前から取り組んできた笛吹市保健福祉センターの“コアラ教室”事業の講演会が開かれた。80名近い医師、看護師、保育師、教師の出席があり、活発に質疑応答が行われ、関心の高さを改めて認識させられた。17年4月に発達障害支援法が成立したものの、具体的な施策はなく、この笛吹市の取り組みは高く評価される。 |